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2013.01.11

木下アツオ写真展『鏡の視点Ⅱ』がはじまりました!

2013年もスタートし、メリケンギャラリーでは
今年も、木下アツオ写真展より展示をスタート致しました!
前回、『ポートレート写真展』の特別展示として発表された
『鏡の視点』のシリーズより、木下アツオ撮りおろしの
2作品20展が今回展示されています。

ライティングとプリントにこだわったという、今回の作品。
木下アツオ氏に、そのこだわりのポイントなど、
作品についてレポートして頂きました!


(コンセプト)

私は鏡です。鏡は自分を客観的に写すものです。
鏡の前では無防備です。裸です。

鏡を通して他人に見られることもありません。
そこには素の自分が写っています。

簡単なライティングを組んで鏡の視点に立って撮ってみました。
鏡にはこんな風に見えています。







今回も使用したプリント用紙はピクトリコ「GEKKOシルバー」。
今回もピクトリコさまのご協賛により前回の「鏡の視点1」から使用している。

GEKKOシルバーの面質が人の肌の質感とマッチしてとてもいい感じ。
黒のしまり方やきれいな諧調表現も安心してプリントできる。
特にモノクロのプリントにはとても合っていて、
木下の常用ペーパーになっている。
しっかりした紙厚とコシがあるのでプリントするときには紙の癖をとったり、
プリンターの用紙厚設定やプラテンギャップを広くしたり注意が必要。

出力に使ったプリンターはおなじみEPSONのPX-5V、顔料インクで
K3インクという濃度の違う黒インクが3種類入っていてモノクロ印刷には最適。
エプソン販売さまのご協力で成り立っている。

「鏡の視点」というコンセプトは鏡の前では人は無防備であり、
そこをじっくり見てみたいという変な欲望からスタートしている。

僕の大好きなイッセー尾形さんの一人芝居が実はヒントになっている。
特に舞台装置や小道具など無く、自分のカラダひとつで舞台の上で芝居を打つ尾形さんが好きで、それを鏡の視点に立って写真で表現したくなった。
それがきっかけでありコンセプトになった。
(イッセー尾形 オフィシャルサイト http://www.issey-ogata.net

前回に引き続き今回もメリケン写真スタジオで照明装置を広げ
細かい設定をして撮影をした。
モデルの女性が当然アマチュアのモデルさんであり
一番イメージに遠い人を選んだ。

顔の表情、仕草など細かい設定を指示して撮影に挑んだ。
ライティングはシンプルに1灯のストロボライティング。
実際の鏡がある部屋のイメージに近い状態を再現した。

1、仕事から帰宅「一人暮らしの玄関の女」10点
仕事から帰ってきて玄関に入ってきた時を再現してみた。

ライティングは下記のとおり

玄関なのでトップライト1灯。顔のパーツの影が下に出来てしまうので
両サイドにやや上を向けたレフを入れた。
玄関の再現をしているのだけどリアル感は極力無くす。
そこがポイント。つまり可愛く撮るライティングではないということ。
あくまでも「私は鏡」でありここは「玄関」である。(絞り値はF5.6)

2、百貨店「洗面室の女」10点
百貨店の洗面室を再現してみた。
買い物に疲れて洗面室に駆け込んだ。軽くお化粧を直して、リラックス。


ライティングは下記のとおり

左からのバンクによるサイド光1灯を近距離の右側にレフ。
洗面室の横からの光で狭い空間を再現してみた。(絞り値はF2.8)

是非見に来てね!
http://meriken.jp/atsuo2/index.html

写真展
名称:木下アツオ写真展 「鏡の視点2」
開催日時:2013年1月11日(金)~20日(日)
12時~19時半まで・15日の火曜日休廊・最終日は17時まで

概要:鏡の視点に立ったポートレート作品20点の展示
百貨店「洗面室の女」10点
仕事から帰宅「一人暮らしの玄関の女」10点

協賛:株式会社ピクトリコ
協力:株式会社ニコンイメージングジャパン・エプソン販売株式会社

(制作データ)
カメラ NikonD700 24-70mm
プリント用紙 ピクトリコGEKKOシルバー
プリンター エプソン PX-5V
1灯ストロボライティング
メリケン写真スタジオ

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