ギャラリーイベント

毎日365日、その日を振り返って、ありのままのハートを描く。
日常の何ともないヒト・モノ・コトとの「いとしい関係」を、等身大で表現……。
心のままに、心のハートを描く作品展。

展覧会名称

平尾徹 個展
Heart×365days=ハッピー


展覧会期間

2006年11月1日(水)〜6日(月)
11:00〜19:00(最終日17:00)
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 某日「言葉にしないと解らないことって沢山ありますよネ。私は、言葉にするのが得意じゃないのですが。。。」で『会話の中からハート』。
 某々日「きょうの空は、秋の気配をちょこっとにおわせていましたネ。」というわけで『充実したハート』。
 某々々日「仕事で落ち込んでいたのですが、家に帰って家族と過ごしているうちに落ち込んだ気分も晴れてきました」で『ホットしたハート』。
 アクリル絵の具やパステルや水彩など、さまざまな手法で描かれたハートも秀逸だが、俺はコメントも好きだ。文章を書くのを生業にしている俺は、それなりに悔しい。
そして「そこは、こういう表現をしたらええのに……」などと独りぼやく。俺が、見出しやキャッチコピーを探しているとき、あかんあかんと思いながら、ついつい彼のブログを見てしまう。
『ホットしたハート』なぞ、見事。編集者なら『ホッとしたハート』に直すに違いない。しかし『ホット』でよいのだ。家族と過ごし、焼酎を飲み……。の様子がリアルに見えてくる。しかも焼酎は夏にも関わらず、湯割りに違いない。俺は、彼が家で焼酎を飲む姿なぞ、想像できなかった。彼のイメージは洋酒、バァボン。彼のブログで「焼酎」という言葉が出てきて、ぶったまげた。
 話をハートに戻そう。彼曰く「その日のいとしい関係をハートで表現」と。これまた、難しい。彼の1日に思いを馳せるもよし「どんな関係やねん!」とチャチャ入れるのもよし。俺は全く、画才はない。しかし、毎日描き続けることの苦しみは、解る。
いや、苦しいときは苦しいと、素直にハートで暴露している。
 ハートは、あるときは「謎解き」であり、またあるときは「暗喩」である。その裏を詠むのが、俺は愉しい。尤も、彼は「素直にみてくれるだけで、ええんどっせ」って言うやろなぁ。


プロフィール

平尾 徹

エディトリアル・デザイナー
グラフィック・デザイナー
イラストレーター
アーティスト


1975年

嵯峨美術短期大学ビジュアル・デザイン科 卒業
1976年 嵯峨美術短期大学ビジュアル・デザイン専攻科 修了
京都市主催 京展入選
京都府主催 洋・版画展入選
大阪府主催 第1回現代版画コンクール入選
1977年 京都・ギャラリー紅 個展
大阪府主催 第2回現代版画コンクール入選
1979年 京都・平安画廊 個展
京都市主催 京展・紫賞受賞
1983年 有限会社ファクトリー 設立
1988年 神戸・東急ハンズ 個展
有限会社ファクトリー 退社
1989年 平尾徹デザイン事務所 設立
1998年 大阪・タパス バール 個展
2001年 神戸・ラ メック 個展


[デザイン]

本願寺出版社 冊子「心に響くことば」書籍「赤いバラは 赤いまま」
岡山県観光PR誌「イェンビュ」
あまから手帖MOOK「ふたりの旅」
ペレボルサ「ペレボルサ物語」、月刊COOK TOKK、PR誌Clubu dorange 他
[イラスト] あまから手帖「料理人物語」1999年〜2004年
本願寺出版社 冊子「心に響くことば」2003、2004年度
サンケイ新聞 文化部誌面、月刊COOK TOKK 誌面内、
PR誌Clubu dorange表紙・誌面内 他
[イラスト・イベント] 神戸・ラ メックにて1999年より年2回
「あなたのハートを描きます」開催


URL

tohru's heart (blog)
http://pub.ne.jp/tohru/



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