【個展】写真家・瀬戸口 みゆき『くもりのち雨のち晴れ』

展示

meriken gallery & cafeにて、写真家 瀬戸口みゆきの初個展を開催いたします。

個展『くもりのち雨のち晴れ』
〜瀬戸口文庫 GUCCI_Log〜
瀬戸口 みゆき Book展

今回の個展は、大好きなフイルムカメラを使用し、4年に渡り撮りためた日常を、私らしくナチュラルに20冊の小さなBookに仕上げたものです。

 

(作家メッセージ)

この度、初めて個展をすることになりました。この個展に至るまで長い時間を要することになりましたが、たっぷりと時間をかけ、自分の好きなことをふんだんに盛り込むことができたと思います。

さて、『くもりのち雨のち晴れ』とは、私のこれまでの人生を表現したものです。今回のタイトル『くもりのち雨のち晴れ』
この言葉の解説をするならば、ぼんやりした雲に覆われた心の空。時にはシトシト雨が降る。カメラに出会った日、雲がすーっと流れ、隙間から太陽の光が燦々と差し込んだ。という感じでしょうか。

誰しもが生きていく中で抱く日常の中にあるモヤモヤした不協和音。それは、人によっては仕事であったり、人間関係であったり様々で、心の空は不安定です。しかしそれは、写真を撮ることでみるみると変化しました。そして今、私は温かな光に包まれて穏やかに暮らしています。

日々の暮らしの中でお散歩したり、お出かけしたり、プチ旅をしたり・・・
写真に出会ってこれまで見えてこなかったものが見えてきました。
道端に転がった石でさえも手を広げて自分を迎えてくれてるように感じたり、これまで知ることのなかった野花や草花に出会えたり、こんなにも光が眩しかったこと、光り輝いていることに気づくことができました。

写真が私の人生を変えてくれました。
カメラを通すと素の自分でいられる。時には嫌なことから逃げる術にもなった。素直にありのままにシャッターを切る。
キリトられたその絵はきっと私の心なのだと思います。そこから何かを感じとってもらえたら嬉しいです。
私はこれからも家族や友人、大切な人たちに支えられながら、写真とともに生きていくでしょう。それが、私の存在そのものなのだから。

 

<開催期間>
2020年10月28日(水)~11月8日(日)
水曜−金曜12:00~19:00 土日祝12:00~18:00
最終日12:00~16:00
※月・火休廊・入場無料

<出展作家>
瀬戸口 みゆき(写真家

<会 場>
meriken gallery & cafe(波止場の写真学校)
〒650-0042 神戸市中央区波止場町6-5 上屋SO-KO
TEL. 078-362-1170 URL >> https://meriken.jp

<最寄駅>
市営地下鉄 海岸線 みなと元町駅/JR元町駅・JR神戸駅/神戸高速鉄道 花隈駅

作家プロフィール

瀬戸口 みゆき(写真家

1971年 兵庫県伊丹市生まれ。西宮で育ち、神戸市に在住。
2012年より日常を記録する写真を始める。
2017年 写真教室に通う。
2019年より波止場の写真学校を運営するmeriken gallery & cafe (メリケンギャラリー)スタッフとして勤務。写真を学ぶ。

現在では中判カメラハッセルブラッドを中心に、ペンタックス67ペンタコンシックス、35mmフィルムカメラやデジタルカメラにオールドレンズを使用し、お散歩、お出かけ、プチ旅にて出会う景色、風景、人物などの撮影を続けている。